仕事を効率的にやるべきでない10の理由

凡人が仕事ハックっつうか脳ハックされて仕事ガリガリやるとパソコンのアレで目が痛くなる。
思い返せば、「何のやる気も 生き甲斐もなく 死んでるみたいに生きたいね」から始まる電気グルーヴの名曲「人事をつくさず天命を待つ」の中に、「今日できることなら明日やればいい」というフレーズがありました。
今日できることがあったとします。なぜこれを明日やったほうがいいか。例えば、明日になればそれをやる必要が消滅しているかもしれない(天変地異や方針変更や技術の発展)し、明日には今日より進歩した明日の技術があるので、明日の自分が、明日の機器を操作したほうが良い。
それだけではない。
人はパンのみにて生くるにあらずなので、為政者はサーカスを用意するわけですが、パンのために働きつつサーカスを楽しんじゃうほうがいいじゃん、という。つまりは明日やったほうが得な場合もあるし、そもそも今日やりたくない、というこの気持ちを生かしてあげて!殺さないで!あなたの感情を!やりたくないことはやめて、やりたいことにドライブしていく、その疾走感。グーグルの80:20。
さらに、仕事で成果をあげるためには、コンディションの維持が不可欠なわけでして、精神や肉体の健康を保つために、我々を仕事を非効率にすべきこともあるのですよ。僕はもう、パソコン仕事で視力が落ちました。今まではすれ違う女性の顔が全て判別できていたのですが、今はチラ見だけでは判断できずに、悔しいですッ!
あと子育てがグイグイ食い込んでくるんで、睡眠時間は取れないし夜中に起こされるし夜中に死んだ魚の目をしながら娘と遊んでるし、新聞も読んでないしマスオさんだし勉強してないしでもそれでもいいじゃんどっこい俺は生きている。生きているから仕事なんてそのままで評価してもらえばいいじゃん。
私は仕事が苦手なんですが(仕事中に心が千々に乱れるタイプ)、非効率であっても、上司をコロコロ転がせなくても、速読や語学ができなくても、そして何かを疎んじられても、クビになるまでは仕事人です。非効率でもいい。何か理由があって言っているわけではなく、直感。私のムダ取りは、サムスンマインドやサムソン補助金に負けるかもしれない。そういうのひっくるめて、一労働者の僕は、非効率でもいい。アメリカのオペレーションは、従業員は盗みをするものとして構築されているとかどっかで読んだ。一労働者は、非効率でもいいのです。雇われているうちは。
さて、支離滅裂とか破綻とかあるけれども、これは一つの言い訳と実験です。何となく自分を締め付けている孫悟空の頭の輪っかを、無害化したい、というもの。頭が痛いのは、緊張性頭痛です。体を壊すのは、酷使です。仕事を非効率にやることに対するエクスキューズと、その結果の僕のクオリティオブライフの向上が望みです。
ちなみにタイトルは仕事を非効率にやった結果、どっかに行ってしまいました。
あとですね、最近つらつら思うのですが、韓国がITで効率的な行政システムを、とか普通に参考にしたいけれども、効率的っていうかまあそういうのも複合的な概念で、徴兵制とかもそういうのの一部なんだろうなあっていうか、効率を行うための非効率とか、人間万事塞翁が馬だし、禍福は糾える縄の如しだし何でもいいよなあ、と。