建設は続く

大学の頃は、「わが故郷はいつ来ても変わらないなあ」という感覚がありました。おりしも不況につぐ不況。新しいものは何もできないだろう、という感覚すら持ったもの。
その大学時代に、日韓ワールドカップのためのサッカースタジアムが実家から近い場所に建設されることになりました。それとともにJRにもスタジアム用の駅ができ、何にもなかったその駅前は大規模区画整理が行われ、今になっても住宅や道路の建設は進んでいます。スタジアムと国道、県道を結ぶ道が建設され、その後、一昨年あたりにその道は延長されました。延長された道路脇にはゴミ焼却場と排熱を利用したプールが建設されました。
民間では、ワールドカップの少し後、2004年にはイオンが浜松に68126m2ものショッピングモールを作ります。その後も2005年に同じイオンが同じ浜松に99900m2のショッピングモールをまた作ります。隣の磐田には70000m2のららぽーとが作られましたし、西友もユニーもおんなじようなのを浜松に作りました。
市町村合併によって、旧町役場が不要になったかわりに、小規模な支所を建設する例もありました。支所ではなく、何かしらの建物を建設してお茶を濁す事例もあります。
道路といえば、第二東名が建設されました。国道1号線の、天竜川にかかる橋が建設され、渋滞が大幅に緩和されました。さらに片道2車線化工事も順調に進んで、東西の移動が本当にスムーズになっていきます。
すったもんだしたあげく、2009年には空港もできました。
浜松では駅から東側のところで、再開発が進んでいます。
不況やデフレで建設は進まないと思っていたけど、ここ10年でものすごい建設が進んでいます。これから道路などの社会資本の更新がされに必要とされるでしょう。何やかやあるけど、建設はこれからもものすごく進むのだよ、と思う。