ジャングリッシュを育もう

下に書いた日記の続きのようなもの。
中学生ぐらいのとき、うちの実家の近所に、「パディ」というショッピングセンターができた。今でもあまり耳慣れないが、基本的には英語のpaddy=水田のことだと思う。まあその水田ことパディのことを、地元の老人はどーーーーしても「パー(デにアクセント)」としか言えなかった。古来、遠 州には「ディ」という発音はなく、ディズニーランドのことも「デズニーランド」と「デ」で代用していた。どうしても「ディ」と言いたければ、「やったでえな(意味:やったんだよな)」にも使われる「でえ」を用いており、パディも「ぱでえ」になったものと推察される。
ところが当時のヤングな中学生は、すでに「パディ」という言葉を発音できたのだ。世代間ギャップの始まりである。
「ヴ」という表記が一般的になってきたのはいつからだろうか?この表記の一般化からは、日本人がヴの発音をマスターしたことが推測される。
果たしてジャングリッシュは進化しているのか?外来語は増え続け、カタカナ英語は溢れている。コンピューター用語はすでに翻訳されないし、映画だって邦題はつかない。ジャングリッシュは成長していると言えるのではないか?
うちの娘もかなり早い時に「バイバイ」を覚えたし、「ハッピーバースデートゥーユー」は歌える。このジャングリッシュ、すでに邦訳のしようがないぐらいに日本語だ。
このようにして、世代ごとにそれぞれのジャングリッシュを育てていけばいいような気がします。もちろん違う分野はあるでしょうけど。
実地ではこんな感じ→カタカナ英語でいいんじゃない?でいかがでしょう?