7ヶ月児相談

昨日は市の7ヶ月児相談があり、夫婦で参加。対象者は30人〜とか来ていたけれど、父は僕一人。正直、妻がいなかったらいたたまれなかった。
何というか、育児相談とかのママが集まる場所での空気って何だろう。「お母さん、お父さんも」って全体に向けて喋ったりしてるけど、絶対俺見て「お父さん」足したなよなー、普段「お母さん」だけで済ましてるだろうなー、と思うような空気なのだ。つまり、主語が「お母さん」過ぎるのだ。
保健師さんとの対面での相談の場面でも、「普段は夫がメインで見てます」っつって妻が言っても妻ばかりにタメ口で話しかける保健師さん。謙遜とか夫もやってますよーで言ってるのではなく、情報提供だってのに軽く流されて。一体どんな意図があるのだろう、この相談。(まあ子ども抱いてこの内容ならどっちでもいいやーで聞いてた僕も僕だけど。)
離乳食についてのグループ説明も内容だって基本的にはネットとか本で書いてあることと同じことを言うだけ。そりゃ突飛なことは言えんわなあ。何だか疲れたよ。
パパが少し育児してるってだけで「100点満点パパ」、の世界ってなあ。
うちだって、育児に対する悩みはある。「妻が娘と離れている時間が多い分、娘に愛情をたっぷりかけてやりたいと思っていて、いつも娘と一緒にいる僕にも同じレベルの愛情をかけ続けることを求められているような気がするのですが、それはしんどいです。どうしたらいいですか。」と。保健師さん対応してくれるだろうか。
心情的には「夫が仕事が遅くて育児に非協力」に近いのに、状況的には「旦那さんが育児に協力的でいいですねー」で何も問題ないことになっている。実際問題妻は帰りが遅かったり休みがなかったりで僕にも休みがない状態。それでも妻は育児をしたくて睡眠時間減ったりで健康面で不安になる。こういう問題はどうしたらいいのかと。
#wlb_cafeの中で「生物学的観点からしても母が育児の主担当になる自然なこと多くの妻も納得していると思う。」というツイートが共感を集めてたようですが、僕はちょっとショックを受けた。生物学的観点からうちが普通じゃないと言われているようで(そういう文脈じゃないんでしょうが)。
そこかしこで「育児の局面においてパパが無視されること」について語られている。例えばツイッターでご紹介頂いたこちらのエッセイでも書かれているんですが、男性がファースト・パーソンになることもある。あるけど世間的に黙殺されることもある
男であるというだけで、育児家事してることを特権的に褒められることもあるが、それはもうあまり嬉しくない。それよりもパパが主体的に育児に関わることを認めて欲しい。
そんなわけで、夫に対するステレオタイプな見方(もちろん全部じゃない。限られた意見だけど、そういわれる夫自身も、それをよしとする妻にも)に悲しくなるときもあります。