デジタルノマド

田舎に住んでいながら、車を買ったことがない。就職のようなもので実家に帰ってきたときには、車好きの父が買ってに僕用に車を買ってくれてあった。腹立たしかったけど、しばらくはそれを使った。その後、本格的に就職して、車の維持費(僕払ってなかったけど)に腹が立っていた僕は、自転車通勤をすることにした。その時の車の台数が家に5台。免許保持者4人に対してそんなに必要なわけない。
で、その後に何とか車の数を1台減らしてもらって、雨の日の通勤などには軽トラックを借りたりした。
結婚後はアパートに住んだのだけど、妻が社用車で通勤するので、妻のほとんど使われていなかった車を使うことになった。車が必須な社会であるために、車は意外と余っているのだろうと思った。違うかも。
所有しないこと。
今僕は妻の実家に住んでいるのだけれど、所有しないことによって可能になった面もある。(もちろん家というのも所有するのは最大のリスクだ)
自分が動くについての荷物が少ないこと。それが人生の柔軟性を高める。それは持論というものについても同じだ。
ノマド、というのは遊牧民のこと。デジタルな機器を使うとき、場所に依存しなければ、そしてまた荷物をデジタルに移行すれば、移動が自由になる。それがデジタルノマドだと思う。
荷物を減らしてインターネット上で生きていければ、柔軟に対応できると思う。
あと日本の田舎のインフラはすごい。道路もネット回線も繋がってるしね。どちらも世界に繋がる、世界のサービスを利用できるということ。少ないコストでこれらを享受できるのだから、最低限の装備で田舎に住むというのもいいことだと思う。