思考メモ

そういえば、家族について考えればいいんだ。家族観。
家族観に関するジェンダーに似た言葉ってあったんだっけな?
例えば家父長制度は明治期に広められたとか、専業主婦は高度成長期が生んだとか、そういう。
生得的なのか、そうでないのか。
うちは江戸時代は瓦屋だったそうだが、家で事業をしているときは嫁と姑は部下と上司の関係になるだろう。雇われのサラリーマンになると、嫁は姑の部下になる必要がない。それでも家に入れば擬似的な事業としてそのようになっただろう。ところで核家族の場合はどうか。何というかどうなってもいいんだけど、夫に長時間労働を強いるために、妻は専業主婦となった。これが専業主婦の誕生で、また専業母の誕生だ。
あ、そうかー。自分に対する見えざるプレッシャーが少しわかったー。子どもには専業母が必要だっていうやつだー。
何となく色々違和感なのはうちの母が団塊世代の教職員だからだ。ずーっとフルタイムで働いていて、失職すると考えたこともない。専業母がいなくて済んだっちゅー。母がフルタイムの母でなくても子は育つって言わないと僕の足元がぐらぐらー。
それでも母っていうストーリーは尊重する必要がある。この世の中、母というストーリーに満ちあふれているから。母は偉大で寛大で見守ってくれていてー云々。ミルキーはママの味。
俺だってミルキーぐらい食べるさ!