県主催の「アジア大交流時代の到来―人・文化・創造」とかっていうフォーラムに行ってきた。客層の半分以上がおじいさんだった気がする。
アンソニー・リードさんという人の基調講演を同時通訳で聞いた。グローバライゼーションは今だけの現象ではなく過去にも何度か起こっている。そしてグローバライゼーションの次は必ずローカライゼーションが来るのだと。ある意味でローカライゼーションも歴史の必然であり、必要なピースだったのだ。江戸時代の鎖国にも再評価する議論があるようで、確かにというか日本の教育の中では評価されてたほうが多かったよな。グローバライゼーションから見たら反対のことだけど。
考えてみれば今ももしかしてローカライゼーションの中にいるのかも知れない。それともグローバライゼーションというのも一つの力であるが、またローカライゼーションも一つの力であるのかも知れない。「グローカル」という言葉で〆ていたが、ある意味ではそれより強いローカルな揺り返しがいつかあるのかも知れない。あんまり日本の現状がどうって話はできないけど。以上が基調講演。
あとはお馴染み多文化共生の話。その中で今回は「統合」について。で、統合の前に、ってことなんだけど、個人的にはブラジルコミュニティはもっと確固たるものになっていいと思う。ブラジルに日本人町があったように、日本にもブラジル街があるべきだ。そうしてからこそ「統合」というものが意味のあるものになるような気がした。
今回興味を惹かれたのは言語グリッドについての話。内容はややこしかったので割愛。私達は使うほうの人なんで、県とかで取り入れていったとしたらもしかして僕らも市の窓口でこういう言語翻訳のシステムを使う日がすぐ来るのかも。
あーなんか話が全部中途半端になっちゃってる。もうちょっと消化する時間を作ったほうがいいな。