まだ施行されていないのだけれど、改正戸籍法と住基法がけっこう大変なことになっているので、ここ1年ぐらいの間に市民課の窓口は大変なことになるだろう。詳しくは確認していないが、住民票や戸籍謄本などを取るときに本人確認が必要になるようなのだ。今までは本人確認がなくても交付していたのだけれども、例えばこれから先は免許証がないと住民票が取れないということになりそうなのだ。じゃあどうしたらいい?住基カードを作ってください。の流れになるとしたら総務省は何をしたいのだ、と。
結局市民課は国に操作されるだけなのだよなぁ。存在意義がわからん。


で、結局一番必要なことは本人確認ってことになると思うのだよね。住基カードがどんなカードであろうとも、何らかの方法で役所の要求する本人確認を担っていくものになるのだとしたら・・・というか今のままではまずいのでもっと何とかする必要はあるわな。今の窓口事務であってもある程度は本人確認とかやっていて、データベース的な考えにも対応可能だと思うんだけど、これからはそれをもっと進めることが必要だと思う。意味を考えれば申請書なんかには名前を一個だけ書いてもらえばいいようになると思うんだよね。それこそが本人確認というか、ちょっと混乱してるけど許して。現状では一枚の申請書に何個も名前書いてもらってるの。

電子政府ってのはそういうデータベース的な、リレーションをしっかり張ることだろうと思うのよ。つまりは何が本当に必要なことなのかの洗い出し。人間は弱い生き物なのだから。