年金について、市町村がどう関わっているかってのが報道を見聞きしたり本を読んだりする中でもよくわからない。徴収を担当しているような…。で、年金を貰っている人が毎年市町村かどこかに提出すべき書類がある。現況届、というものでどういうものかというと「私は生きてますよ(生きてるから今年も年金ください)」という届。こう書くと身も蓋もないけど、もっと穏便に済ませられないか。間に市町村が絡んでるんだからそういうの全部把握してるはずですからね。そういった事務を一元化する、というのが遠い昔に始まった住民基本台帳の制度であり、また最近の住民票コードでもあると思うのですよ。
ところで現況届(かどうかよくわからないけど)に住民票コードを書く欄があって、そこに住民票コードを書いて送ると毎年現況届を提出する必要なくなるんだって。そりゃそうだ、住民票にはその人の生死が完全に掌握されている。そんなわけでご自分の住民票コードを失念された方が市役所に来て住民票コード入りの住民票を求めるケースが増えている。本末転倒ではなかろうか。
市町村と社会保険庁との橋渡しをご本人にしろ、って言ってるようなもんで、住民票コードは総務省が元締めなんだから何とかその辺で話しつけて最初から一元化しとけよって思う。そしたら最初からどっちの手間も不要になりそうなのに。