浜松の繁華街を歩く。かなり久しぶりな感じ。そもそも浜松の繁華街には中学まではほとんど足を踏み入れたこともなく、高校2年ぐらいから徐々に行くようになり、3年で卒業し、大学に行くまでの間に行っていたに過ぎない。そんなわけで記憶のメインは高校時代のものにはなる。すでに10年前のことだ。
未だに10年前に買った服とかも家にはあって、着れば着れる状態ではあるけれども、着る着ないに関わらず精神状態としては似たような状態で歩いてるなあ、と。高校時代と同じ精神状態で歩いていると、あの時と今の違いは何なんだろうな、と思ってしまう。
あの時は将来お金のある状態で街を歩くだなんて考えていなかった。今考えても貯金なんかあった覚えはない。財布の中に入っているお金が全てだった気がする。状態は同じなのに、今はそれの100倍以上のお金を自由にできる。この違いは一体なんなんだろうな。世界は高校生にとって厳しいような。
で、多分高校の時より安い服を買っている。去年ぐらいまでは金銭感覚がものすごいデフレを続けていたが、今年ぐらいからようやく上昇をしてきて、高校時代の感覚に追いつきかけている。このへんの感覚ってすごく不思議だ。
高校のときの100倍のお金を持って(携帯しているわけじゃないけど)、同じ店を回っている。店員が同じ目で見ているとしたら不思議だ。でも実際今の僕のほうが買わないわけだから、高校生のほうに接客したほうがいい。
わかった、自分が変わればいいのだ。でも20代でも精神性がガラッと変わるわけじゃないからなあ。神戸にいればもうちょっとブランド物でも買えるかな。実際浜松は衰退してるんだよなー。
あ、そういえば30代が近いね。それでも高校生と一緒でいいのか、っていう。まあポールスミスラコステなら10代から30代ぐらいはカバーしそうだからその悩みはまだ先でいいね。だいたい買ってないしね。そういえばDC系ブランドみたいなのが減った感じはある。僕らのアバハウスがなくなってた。っていつの話だよ。