カンブリア宮殿を見ていたら、ほんと僕は就職活動に対してまだ強いコンプレックス持ってるな、と思い知った。○○大学4年生*1の○○です、って言ってた自分もあったのかなあ、とか。いくら就職氷河期でも壁に対して跳ね返されすぎだったよ、とか、今になって思えばね。
そんなわけで多少の後悔というか、広い世界を見ておきたかったという気持ちが強い。公務員の時に受けた面接は、今思えばママゴトかロールプレイか何かだったな。自分が受かった面接はそれを越して予定調和ってヤツでした。
例え入るのが簡単で、やっている仕事が難しいとしても、それではわからない部分があると思うんだ。公務員の仕事が民間と比べて、ってことは言う必要ないことだけど、就活の空気知ってからどっちか選びたかったなーと。
これほんと定期的に言ってますね。「新卒」になることはもうできないわけだから。そして「新卒」の時、僕、水泳とインターネットしてただけです。その時の絶望の意味はほとんど消えたけど、どっかに残ってるんだよな。それはある意味正しい気もする。
就活しようと思えばギリギリできた大学だったんだろうなー。


追記:なんというか、大学名を使っていないってのが引っかかってるんだろうなー。在学中はともかく、卒業後は大学名を使う機会がほとんどないから。で、自分の中でそれをどう消化するかが曖昧なままっていうか。例えば正月に親戚が集まった時に箱根駅伝に自分の母校が出るとか出ないとかそういうのね。日常生活で自分の母校の名前を聞くことなんてないからなー。
曖昧なままだったのはある意味で就活をしようとちらっと思った時期も同じ。実家に帰るつもりがあったから、実家周辺での仕事ってのをぼんやり考えていたけれども、そうすると大学名が全く使えない。関西でなら何となく通じるレベルっていう大学だったから。
で、改めて今の職場に就職するに当たっては、大学名なんてどうでもよくなっちゃってたと思う。
大学名を名乗ってみたい、背負ってみたいってのは未だにちょっとある。けど、こっちだと「どこにあるの」、ぐらいの話だし。人物重視たって、自分の過ごした4年間が無色になって、ただの4年制大学ってことになるのは寂しい話だよなあ。

*1:関西では4回生って言ってましたが