昼休みに職場のテレビがセンバツになっている。アナウンサーが「当たっている○○」とか言っている。ハァ?何言ってんの宝くじなの?「この店で1等賞がでました!」?狂ってんじゃねーか?バッターがその打席でヒットを打つ確率は、直前の数打席と全く関係しない。というのをどっかで(人はなぜお金で失敗するのか (日経ビジネス人文庫))読んだ。「読んだ」ってエクスキューズつけるのも恥ずかしい。
高校野球が嫌いだ。高校3年の一時期だけ熱中して見たことがあるが、他は概して嫌いだ。プロ野球のほうが完全に面白いと思っている。
これも読んだ話だが、高校野球の練習は完全に間違っている。立ち読みだけど、コーチ論 (光文社新書)という本で書いてあったのは、高校野球の長い練習では鍛えられるのは持久筋であり、野球で必要な瞬発力は鍛えられない、ということ。持久筋を鍛えるとかえって足が遅くなる。野球選手が持久力があっても意味がない。ということは、巨人の三浦高という選手*1が証明してくれた気がします。
ついでに全力疾走とかどうでもいい。守備位置まで走るとか。「すがすがしい」とかそんなんお前の勝手な述懐じゃん。プロはパフォーマンスを見せるために全力疾走はしない。で、いいんじゃん。坊主もハァ?プロがやらないことをアマがやってどうすんねん?それ野球うまくなるためにどんだけ必要やねん?教育上どんだけ必要やねん、ってことを北海道のチームが喫煙しながら言ってそうです。まず、喫煙をやめさせましょう。
プロの世界では曲がりなりにも進歩があると思うのです。でも、高校野球の世界では進歩があるように見えません。10年間同じことをやっていてもよさそうです。なぜなら卒業していくから。革新的な高校が出てきてもいいと思うんだけどな。未だに丸刈りとかおかしいっすよね。それをオシャレだと思ってるんだから。だからプロ入りして変な髪形になるんじゃないかとか思いますよね。丸刈りするってことは、「野球に対して真面目に考えることをやめます」って宣言だもんね。勝負捨ててるんだもんね。そんなもん見たくないよ。野球を真面目に考えるなら、丸刈りにすることが野球するために意味があるかどうか考えるってことですよ。都合のいいことに、「スポーツ刈り」って髪型があるじゃん。みんなでそれにすればいいんだよ。よっぽど恥ずかしくていいと思う。絶対ホモの集団かと思われる。
下にちょうど相撲の話があるけど、じゃあ、チョンマゲは、って話になれば、「ルールだから」で片がつく。別に野球の帽子がダサいとか言ってる話じゃない。スポーツとはルールの壁の中でやるものだから、そのルールが理不尽かどうかは関係ない。
高校野球は「スポーツ」じゃなくて「思い出」だから嫌い。いい思い出がある人達は見てて面白いのかもしれないけど、僕いい思い出ないし。自分のやってたスポーツの試合が重なるから当日応援にいけないのに関わらず野球の応援練習に参加させられ、応援団とか言う人達に「声が小さい」とか怒られた。マックスだった、っちゅうねん。

*1:スポーツマン選手権の持久部門1位