これは数日前に考えたことなんで今さらちょっと実感なくて、とりあえずメモに残す。
うちのような道路とか水路に関係した課では、受付窓口という確固たるものがあるわけではなくて、直通電話とかeメールとかまあ直接市役所の代表番号まで電話頂いても問題はない(もちろんご来訪頂いても結構)のですが、これ全部平日なんですよね。一般的な認識として土日祝日は市役所はやっていない、昼夜問わず電話をすれば誰かが出るんですけども、実際僕は今ここで休みを取っているわけで、市役所の中で働いている人は誰*1もいない。
ということは道路や水路のことで市役所に訴えを起こせる人は平日家にいる人に限られるってことですよ。まあ特別な場合は職場から電話してくるってこともありますが、普通そこまでして何かを言おうってのはない。完全に道路や水路が機能を失っていればそうなるでしょうけども。
反対に例えば農家などで家にいる人達は、多少の問題であれ、市役所に訴えることは容易だ。
なぜこのようなことを考えたかというと、先日、水路が○○なのでなんとかしてくれ、という電話を受けたことに始まる。このような電話があった場合、電話口ではわからないので、カメラを持って現場へ行くことになる。これはことが軽微であろうともそうなるだろう。
要は言ったか言わないかで始まるのだ。行った現場が酷い状態(つってもほんとに酷ければ予算化しないといけない)であれば、市役所内のすぐやる課的な柔軟な予算を持っている課に引き渡す。でもさっきも言ったようにほとんど自己申告制なんだよね。
そういうことから言って、市役所を動かせる人達ってのは、平日に家にいる人達、まあそれに限られるとは言わないけど、高いウエイトを占める、って考えてもいいよね。市役所内には農業関係の部署が多々あるけど、やはり訴えに対応するためにはそれぐらい必要になってしまうんだろうな。
でもこれって微妙というか。平日は会社に行き、家には住んでいるだけの人達が、ちょっとしたことがあっても普通は役所に連絡しない。そうするとそこには差が生ずる。今の仕組というのはサラリーマンに薄く、農家に厚いものになっているかもしれない。
だからもしかして市役所を土日に開けなければいけないのかもしれない。それは利便性の問題ではなく、アクセシビリティの問題として。

*1:休日出勤とかは知らんけども