人事院勧告に基づいて、給料が下げられることが議会で決定しました。裁決される瞬間が、庁舎内のTVで流れてたけど、面白いもんですね。僕らは市民の敵ですかね。まあ決めてるのは議会じゃなくて市長及び総務課でしょうが。
(今ここに、一瞬「○○市は」とか普通に固有名詞書きそうになった。)えーと、ナルニア市役所*1では、近隣市町村に比べて給料は低い。国と比べるラスパイレス指数ってのもあるんだけど、これも90台前半。そんなに高くはないとみていいと思います。
さて、別の話も混ぜる。今日、経団連がベア容認みたいな声明を出したとかいう記事が新聞に出ていた。大企業様は空前の好業績によって賃上げ余力が出てきたみたいですね。例によって中小は、という論点はあるけど。
上記2つはただ並べてみただけで別の話です。
改革について。うちの市では基本的に仕事のやり方は個人に任されている。最近係ごとの運営的なことも話としては出始めたようだが、機能しているとは思えない。単純に「仕事」というものが無数にあって、それをさらに縦割りに個人に振っているだけの話である。だから基本的に課とか係とかに意味はない、と僕は思う。現に係が別の課に簡単に異動している例もある。
給料云々するなら、勝手に仕事やらせたままでいいのかよ、と思う。残業も個人の裁量でできるし、逆に言うと仕事が個人のものなので、残業する必要性は個人にしかわからない。人件費縮減については、残業代だって含まれるだろう?かと言ってサビ残は今流行のコンプライアンシー(法令順守)にもとる。
例えば同じ仕事やって給料減らされることに、正当な説明なしに理解得られる人は少ないと思うんですよ。給料を減らすんなら環境が変わったこと、つまり、稼ぎが少ないことを知らしめるべきやで。仕事が減ってないのに稼ぎが減ったんなら、以前より無駄なことが増えてんにゃで。
見直すべきところはいつ何時でも仕事から、と思うんだけど、っつうか別に給料下げていいけど、俺残業しちゃうよ。ああ、下げられたな、と思ったら必要以上に働く。手をつけてない仕事はあるし、全てが整理されてない状態だからいくらでもやることはある。一太郎文書をワードやエクセルに直したり(これはまあ趣味ですね。うちの市ではワードは使っちゃいけないことになってるらしい。)、グチャグチャの倉庫を整理するとか。
民間でも仕事って勝手にやっていいんですかね?逆に民間の方が仕事を勝手にやっていいとか?これをしろ、これをするな、であるとか、ノルマ、目標とかがないので、ほんと給料を下げるとか上げるとか無意味だと思う。残業に制限がないのもおかしいと思う。今の仕組なら、ずーっと職場でテレビ見てて時間だけかけて警備員さん(時間だけを確認する)に提出しても残業やったことになるし。

*1:架空