仕事休めてないなあと思ってロッテの日替わり打線とバレンタイン監督の人心掌握術を思った。あのサブマリン渡辺俊介「この時期に、チーム全員がここまで元気だったのを見たことがない。監督のすごさを挙げるなら、この一点に尽きると思う」。とまで言わしめた戦術は少なくともプレーオフを見据えて効果があったと言えるだろう。ところで僕は渡辺俊介が4回投げれば日本シリーズ勝てると思ったけどね。
でもこのやり方をやるについては監督に信頼がなければならないだろう。選手は評価を得るために試合に出ているのであり、その機会を損なう出場減には何もなければ反対するだろう。そのためのボービーマジックとはつまり言葉と説得力(つまり数字)ですよね。
翻ってこれは一般的にも当てはめることができないだろうか?プロ野球の選手は代替不可能の代表物みたいなもんですよね。これを代替することがどれだけの不都合を生むか?まあ生まなかったり生んだりするんで日替わり打線なんですよね。
となれば一般の人々が代替不可能なんてことは絶対ありえないんですよね。同じポジションで競わせる、1人2つ以上のポジションをこなせるようにする、そして管理職が職員にモチベーションを保たせながら休養を指示する。積極的に割振る。そうしたほうがパフォーマンスが上がるということだって有り得る。
あ、1個不安が。バレンタインが代替不可能だったらどうしよう。
余談ながら、今日うちではファイリング全体を任されている業者による係ごとのファイリング状況のチェックみたいなのがあって、散々ダメ出しされた。でもまあ個人がダメ出しされたことは僕にとってどうでもいいことで、こうやって全体をコントロールするシステムがあることによって、仕事が「個人」の手から離れることは非常に歓迎だ。仕事はすべからく個人の手から離れなければならない。システムで管理しなければならない。それはボビー流と通じるところもあるのではないか。
魂をどこで入れるか、ってのもあるとは思いますよね。ボビーは魂でもあるのだから。
とにかく教材として面白かったなぁ、ロッテ。