昼間適当にテレビのチャンネルをガチャガチャいじってたら、ホスト対ホステス貢がれ対決!みたいなのをやっていて、へーおもしろそー、と思いながらどうでもよかったので結果は見なかった。
チラッと見た範囲だと、すげー貢がれてるんだよねあの人達は。なんだかなー、別にそんな美人でもないし、話しててどうこうってこともなさそうだし、なんでそんなに他の美人と貢がれ方に差があるのかなー、と思ったけど、あれだね、昔どこか遠いお空で聞いたうぇぶ投げ銭とかそういうのに通じるのかね。
あの建前がいかに嫌らしかったか。実力者がことさらに謙遜するという嫌らしさ。「君達もこうすればモテモテ(もしくはガッポガッポ)になれる!」ってそれができんからこうしとんじゃい!とオモタネ。
仕組はこうだ。人気者になる→人気者としての特典(インセンティブ)→ガッポガッポ つまり、人気者になると、周りが「なんかあの人すごいんじゃない?」みたいな羨望のような空気が集まり、その得体の知れない空気のようなものの下に物も人も集まるようになっているのだ。故に件の実力者が言った秘訣は、「人気者になりなさい、以上」ってことにつきる。
侍魂を見ながらそれをみんながわからなかったはずはない。投げ銭、というものが純粋にコンテンツに支払われるなどと誰が心から思えたか。結局ホストもホステスも何でもかんでも人気稼業、人気の下には人気というものだけを慕ってあらゆるものが集まるものです。
というわけで人気者は何をやっても人気者です。ヲチとしてもすでに人気があるっていう前提が面白いからさ。ついついアンチも惹かれてしまう。