仕事やってる意味がないなあ。電気屋の時は(斜陽だったから)職に就く意味がないなあと思ったけど、今は仕事やってる意味がない。ルーティンワークだし誰にでもできるし同じことの繰り返しだし。何か「自分」というものを発揮できるところがないとやっていてもほんと金貰うだけだ。
守銭奴のように金に拘るようになったのは、少なくとも去年の11月以降で、その傾向が加速したのは明らかに初任給的な給料を貰ってからだ(1月ぐらいかなあ)。それは少なかったってことだし、逆に言うとお金を貰う以外にこの仕事は意味がないってことかもしれない。
スキルってなんだろう?入ったばかりの時は仕事もできなくて、それを簡単にこなしているように見えた先輩や上司がすごい人に見えたけど、いざ自分がやってみれば簡単だったり習得に時間がかからなかったりした。逆に今、地理とか車の運転とかよくわからないけど、慣れればさしたる難しさではないのだろうな、とも思う。
何も考えなくていいから、成長しない。だいたいうちの職場にはマニュアルもないしノルマ的なものもない。これで効率化とか行革みたいなこと言っても酷なだけですよ。上意下達、組織でないのに改善できるわけがない。
だいたい職員を見ればわかってしまってもいい。横の先輩が勤務中に口を開けたままガムをクチャクチャ噛んでいたので僕はイライラしてクラクラした。クチャクチャしながら、「トカちゃん、これやってきてくれんか」と命令。誰がトカちゃんやねん。切れそうになった。
だいたい朝から晩まで簡単な作業しかしない。朝はお茶の入った湯呑みを盆に乗せて配り、出前の集計、昼食前には飲み終えた湯飲みを集め、お茶が入れば配る。晩はまた湯飲みを集める。女性職員はお茶を淹れる。
コピーを頼まれたり押印を頼まれたり山で木を切ったりなーにも考えんでもできる仕事。これをやってたら魂まで支配されてしまうね。生きる屍だ。
合併しても何も変わらないようなら本当に何かを考えなければならないね。