地方にこもる若者たち
地方にこもる若者たち 都会と田舎の間に出現した新しい社会 (朝日新書)
- 作者: 阿部真大
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2013/06/13
- メディア: 新書
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とにかく、今までは都会と田舎という二項でしか語られてこなかったものが、最近モータライゼーション(郊外型店舗ができてきていること)により「郊外」ってものがしっかり成立しているんだぜっつーことがもっと世間的にも語られて欲しい。で、郊外は結構広いというか、イオンができれば田舎を征服して半径車で1時間ぐらいのところを郊外に変えちゃうんだよね。都会は郊外に征服されないかというと、ドーナツ化現象みたいなことぐらいで、別に征服しはしない。多分。
で、可視化されなかった郊外が培ってきたというか、こっそり育ててきたのは「ギャル」なんだよね。コミュニケーションの鬼。新しい公共を開くのはこのギャルであり、統合(違いをいかし、競争優位性に繋げる。戦略的。)なんだと。自らのアイデンティティを立脚したあとで、それぞれに違う個人を統合するのならば、確かにコミュニケーションだし、そのエリートってのは現状女子が強い。よくわからんが、次世代はそういうスーパーギャルが社会を変えていくのかもなあと閉じたおっさん(分離・違いを認める・適応的)である私は思うよ。ダイバシティマネジメント的には抵抗→同化→分離→統合らしいよ。旧来のおっさんは同化(違いを同化させる・違いを無視する・防衛的)段階に留まっているらしいよ。