夫婦の関係を見て子は育つ

母が重くてたまらない―墓守娘の嘆き」の人の本。
衝撃を受けたので気になったところをツイッターでつぶやきながら読みました。まとめはこちら
日本は全体的に共依存社会です。男尊女卑というのはまさにそれに近く、男が女を卑しむことで、女が家庭の実権を握り、男は逆に支配される。支配し、支配され、お互いにお互いを必要とし、悲劇が再生産される。こういう構図に立ち向かうには、知識と自覚だなあと思った。
さて、基本的なメッセージは、親子の関係よりも夫婦の関係のほうが大事ってこと。特に親子の重たい関係は時に双方を傷つける。夫婦関係があってこそ、その関係を相対的に小さく軽くできるのだ。
子育ては終わる。終わったときに、親子が適切な関係になれるよう。時には距離を取り、夫婦の関係を重視する。それが昨今の子育て孫育て?にとって重要なことだと思った。