法と公と私

東南アジアには賄賂の習慣があるというような話を聞く。日本でもあるにはあるのだろうけれども、末端の端役人である私どもみたいなもんは、基本的にはそういう役得はないのである。それだけでも他国とは違う気がする。袖の下も通らないなんて、悪く言えば堅物だとして、どうしてこういう文化になったんだろうね。
何というか、護送船団は今は昔*1、きっとそれを経るべき時代背景があったんだろうて。バイアメリカンのような保護主義でもいいんですが、それでもどこか開いている先進国の素敵なこと。
これぐらい、この程度には清廉な公務員でもいいやんと思う今日この頃。政治だってそんなもんだぜ。

例えば減反という巨大な仕組を一人でどう止めようってんだ。切れば血が出る。誰かが死ぬ。死ぬ人は怒る。その怒りをどうなだめる?声の大きい少数で強固な利害関係者には多少引きずられるけど、それでもこれが政治なのかなー。私腹が肥えたら何かのついででしょうね。

*1:というか今例えそうであっても