十人十色

ようやくわかってきたけど、日系ブラジル人と一口に言っても、実際は個人によってかなりの違いがあるのだな、ということ。日系人として日本からのルーツをかなり引いている家もあり、また古き良きカトリックを継いでいるような家もあろう。
本日はそんな背景を持つであろうブロガーから行政についての取材も混ざったような質問を受けた。私は単に窓口にいただけなのだが、担当部署がないので間に入って多少の話をした。彼の口ぶりからは「善良な外国人」と「投げやりな外国人」がいるかのようなことを感じた。内容はゴミのことについてなんですけどね。
または日本語とポルトガル語バイリンガルが3人いる世帯がやってきて、役所に来て手続きをすべき当事者が仕事が忙しすぎて来れない旨を言う。今この時期に土日もなく働いているそうだ。そんな職場もあったのか。
日本人の親と外国人の子が同時に転入し印鑑を登録したとして、一人で事務を担当してしまうのは、こういう職場では珍しいだろう。そこで何十年前に外国で成立した婚姻を日本に報告していないことに対する説明までも私がする。まあそれはそれとして多様なんだよね。