色々な事情があってご無沙汰しておりました。まさかまさか。
それはともかく、また水着のことです。北京五輪に向けて水泳関係でも多少盛り上がっているというか、まあ話題の中心付近にスピード社のレーザーレーサーがちらついたりしてします。このところしみじみ考えていたけれども、やっぱりおっさんの「古き良き」幻想から言って、アマチュア競技スポーツとしての水泳もまあ終わりっちゅーかなんちゅーか、レーザーレーサーはアウトだったんじゃないかなーと思うのですよ。
まあ10万円近い高額な値段もともかく、独力で着られないとか、完全に一般の水着からは離れたものになっているんですよね。思想的にも体を締め付けて体の凹凸を減らすとか姿勢を保つとかいうもので、まあもちろん一般の水着だって多少はそういう思想はあるけれども、そのレベルが違うわけですからね。
基本的にこの水着を着るのはプロのような人か金持ちかそのどちらかになりたい人になるんでしょうが、競技人口の大半に関係のないものになると思うんですよね。水泳だけがそうじゃないんでしょうが、水着だけで思想も含めた差がついてしまうというのは、競技人口のボトムの視点にどう映るのか。
2000年のオリンピックで、全身水着の台頭する中でロシアのポポフは確かブリーフ型の水着だったと思うんだけれども、2000年まではトップ選手用も一般用もそこまで違いがなかったのだろう。
なんというかオリンピックを見る人としてはレーザーレーサーは面白いけれども、自分がトップスイマーではないスイマーの時に、レーザーレーサーは面白くないんじゃないかと思うんだけどな。もともとそんなもんだったのかな。もう競技スポーツとしての水泳から6年離れてるから何とも言えない。