日本人と外国人の違いというものを考えるにつれて、日本人というのは人工的なものだという意識を強くした。少子化とはいうけれども、生産された日本人というのは減るようにできているのではないか。日本人を作成する装置は日本社会であるのだから、日本人は作れる。血統が大事なのではなく、日本社会で型にはめられることこそが日本人の日本人たる所以である。
日本人だけで世界が回るわけではないが、このような特殊性、多様性があってもいい。ダイバーシティ
日本人は生産できるのだから、そのように考えればいい。ただ、「生産できない」と考えることもまたブランドかもしれない。