6月ぐらいから戸籍(住民票はちょっと遅れているみたい)取るときに本人確認が必要となるらしいけど、本人確認できる証明書を持っていない人はどうすればいいのか、ってのが問題になりそうな感じ。これは全然本筋と違うことだけど、顔写真付の証明書のかわりに、最終手段としてその場でデジカメを使って顔写真を取るってのはどうだろう。成りすましを防ぐために効果あるかな?
そういえばの話だけど、現時点では*1個人情報としての住所氏名生年月日性別は公的な情報でもあるようなんだよね。住民票は誰でも請求が可能なので。正当な理由がないと申請は却下されるけれども、正当な理由があれば申請は受理されるのだ。車会社はあなたの住民票を取り放題だし、債権会社も金融機関も取り放題。住基ネット反対!の人たちはそのへん気にならないんだろうか。何が個人情報か、合憲か違憲かは僕にはわからないけれども、データベースに主キーをつける作業がそんなに嫌われるのは僕にはよく理解できていない。今でも地味に住基ネットの利用領域は広がっているようで、動きが止まっているわけではない。
こういっちゃ言い方が悪いけど、現時点での犯罪被害が判明すれば反対する理由も明確になるのかな、と思うんだけど。愛南町の流出で問題になっているのはどちらかというと住基台帳のほうのデータだろうし、そりゃ漏れればどこの市町村のデータだって問題だよ(住民票コードに限らず)って話。他の事例としては住基カードが偽造される犯罪が多いようだけど、それは住基ネットとあんまり関係ないからなー。だいたい住基カードなんてやめちまえばいいんだ。「運転不免許証」を作りゃいい。住基カードの偽造はカードのデザイン自体が偽造しやすいだけで、システムとしての住基ネットと全く関係ない。住民票コードまでは偽造できんのじゃないか?
こうして色々なものがどんどん硬化しているから、職員が操作者認証されまくる必要がでてしまうのだよな。何度idとパスワードを打ちこみゃいいのか。もっと「個人情報」に関する議論が必要だろうと思う。ついでに戸籍を廃止して欲しい(折に触れて言ってるな)。
最近、省略可能部分の個人情報を住民票に載せすぎるのが怖くなってきている。いくら行政だからと言って、本当にそんなに個人情報を持っていたいものか?行政に管理してもらいたくない人が出てきているのなら、もう少し減らしてもいいんじゃないか。
考えてみたら日本の住所はほとんど地番と言って、土地の地番と同じである。ゼンリンの住宅地図にはほとんどの家の住所と氏名が書いてあるし、何を個人情報とするのかがいまいちわからない。
追記メモ:そうか、架空請求があるのか。

*1:上記にあるように6月からはちょっと変わる感じ?