ビルゲイツは世界全体で稼いだお金を、自国の低所得者には使わないだろう。彼が対象とするのは、世界の低所得者なのだ。
多分、トーマス・フリードマンが言うように、世界はフラット化したのだ。米国の低所得者は、ビルゲイツに手を差し伸べてもらうために、世界の低所得者と競争することになろう。
規制の撤廃は、莫大な利益を生む。全体としての効能は上がるだろうが、どこかで発展途上国低所得者と競り合う層もでてくる。日本は全体としての利益を拒み、今のところはフラット化を免れているようにも見える。しかしながらいくら壁があろうと、浸透圧にはさらされ続けている。いつか浸透圧も等しくなるのではないか。よくわかってないから突っ込まないでね。