というわけで総合的な話に繋げてしまう。中国人研修生は蛇頭に代表されるように利権の構造にもなっている。規制があるところに利権がある。日本は単純労働者を受け入れていないが故に、中国人研修生と日系ブラジル人デカセギが生まれ、その権利を得た人だけが利益を得る。
最終的には規制をなくせばそういうことはなくなるのかなあ、とか思うんだけど、全く日本への入国が自由になればそれもまたおかしなことになるのかな。考えてみれば入社試験も規制の一種なのかもしれない。
ともかく、我々日本人は、グローバル化の利益だけを得ると言うわけにはいかんのだ。どうやってソフトランディングするか、みたいな、まあそういう話は別の話か。