通訳とともに来られた外国人の方が、家を買うために所得証明が欲しい、と言われた。それはただ単にそれだけのことなんだけど、昨今のサブプライムローンで家を買ったスペイン語系の人達がアメリカに何十年も住みながら英語がわからないまま払えないほど厳しい英語の契約書にサインしていたのを思い出した。ここ日本でそれが起こるほどには、もちろん証券化が盛んではなかったのだろうけれども。
現在日本に住んでいる外国人の方々は、総じて日本語が堪能だと言えるだろう。ただ、読み書きは怪しいね。今日は韓国系だと思っていたお客さんに日本語とポルトガル語しか書かれていない申請書を渡したらやけにすらすら書くのでびっくりした。漢字が読めるなんてすげーと思ってたら単に中国人だった。というわけで文書ではない日本語が読めるのは中国人ぐらいなのかなあ。それとても完全にではないけれども。
日系人の方の日本語力というのは日系人であることから来るのだろうか。そうとばかりも言えないだろうけど。彼らがどこで日本語を習得しているか気になる。ほとんどが会話によるものだろうから、日本語教室ではなさそうだ。やはり職場なのだろうか。