今さらなんですけれども、日本の内側に新しい世界ができていたことに愕然とした。そもそも私達は自分以外の世界をどれだけ知れるのかってことで、それこそ僕にとって役所だけが世界の全てだと思っちゃう羽目になりかねない。(それは怖い話だ)
さて、何についてかと言えば在日ブラジル人社会。ってまとめちゃうとそれこそ俺に何がわかるんだって話だけど、売上高年100億円の企業がここ遠州にあるようですよ。在日ブラジル人が社長の。先日友人とブラジル料理を食べ、日本人向きの味付けと言うか非常に違和感なく食べられたんだけれども、それがチェーン店であり、さらにはスーパーやスポーツクラブなんかを展開している企業のものだと知って驚きました。
遠州三河でブラジル人が5万人ぐらいはいたりするのかな。その中では日本人も果たしている役割があるだろうし、何というか新しい世界はそことは別の世界の人間には全く察知できないのだ。今までは何となく「ブラジルの店がたくさんできたなあ」と思っていたけれども、自然発生的ではなく、既に戦略的なものだったとは。
とにかく店内がキレイだったことを思い出し、なるほど、と思った。世の中は偶然でできているし、必然でもできている。全てが必然ではないだろうが、条件が揃った後で、手順を踏むことはきっと必然のはずだ。
これからの世界はどうなっていくだろうか。どこかでさらに必然が起こっているのか。ここ遠州では道路沿いの農地が建物に変わる例が増えている気がする。そして明らかに生活は手厚く、暮らしやすくなってきた。ここにあるのはイオンやユニクロという必然だ。まだその必然を見るには僕の目は曇っているような、または情報が足りないような。
JRがどのような役割を果たし、また果たさないのか。昔ながらの細い道路の、車の交通量が増す瞬間とか。車社会はすでに到来しつつも、実はそれに追いついていないのは社会であって、これから先そのライフスタイルにいろいろなものが追いついていくだろう。またはインターネットが果たす役割も同じであって、色々なものがインターネットに追いつくようになるだろう。
何が必然だろうか。僕がすべきことは何だろうか。