で、仕事中にこんな想像をしてた。うちの支所には1日50人のお客さんがくれば多いほうだろう。例えば彼ら*1にお金を払って本庁*2へ行ってもらったらどうだろう?1回2000円として、1日10万円だ。
対して支所の職員にかかる経費はどんなもんだろう。超適当に計算する。職員1人の日給が1万円として雇っておくコスト(建物や機器等)が1人1万円とする。非常勤さんを入れて職員数が20人だから、支所を運営するコストは1日40万円ってとこか。
1人に2000円払って本庁へ行ってもらうほうがコストが1/4になる。ほんといえば8000円ぐらい払ってもいいだろうけど、そうするとまた別の問題が発生するし、コストの削減は住民にとってもいいことのはずなので2000円ぐらいで考えてみる。
支所管内に住む人たちが、本庁へ行くのは、支所に行くことに比べて平均で20分ぐらい時間がかかる。甘めに見て往復で1時間分と考えるのなら、2000円は妥当な気がする。
これはいいぞ!と思ったんだけど、両親に似たような命題の話をしたらダメ出しされた。どうも感情論らしい。そうすると2000円欲しさに何回も行くヤツが出るとか、行政がお金を出すことに対する違和感とか。
じゃあ合併して支所がなくなる地域に一律減税とかどうかな。まあ何にしろ感覚は同じか。
どうも最近自分とこの職場がなくなることばっかり考えてしまう。あと自分の仕事がなくなることとかも。カースト制があるわけじゃないし、極端な官僚制があるわけでもない。僕達の職場は恵まれているとは思うけれども、理想ってのはよっぽど想像以上のところにあるのだよなー。

*1:支所管内に住む住民

*2:この言い方って違和感あるんですけどね。支所に対してメインの市役所ってぐらいの意味です。