ファッション通信はごくたまに見てしまうのですが、久しぶりにかっこいいと思ったのがNINA RICCIでした。こういう感覚は何故かなーと思うんですけどね。わかりやすかったからかな。
和のテイストというかそういうのを混ぜたりする人もいるわけですが、あれはどんな感じなのかな。こないだ国立博物館に行って古い和を見てきたんですけども、例えば絵にしたって下手なヤツがいるんだよな。商業芸術ってことだろうけれども。例えば工芸品としての日本刀や鎧兜もありますが、切れ味から芸術的価値までそれぞれがさまざまなレベルにあると思うんですよ。「名工」と呼ばれた人もいたでしょうが、それは本当に存在しにくいと思うんです。徒弟制かどうか、蓄積のある素晴らしい工房?の下にさらに才能のある人が弟子入り?して初めてそういった芸術が発生すると思う。
鎌倉時代には日本の人口が600万人だったとして、一体どれほどの人が芸術の向上に寄与しただろう。
考え方によっては古今東西のモチーフを現在の視点から洗いなおして芸術にするだけ、ともとれるけどね。芸術に対しては単に圧倒される気持ちと、何故だろうという気持ちの2つが頭に浮かびますね。