■
- 作者: デイヴィッド・R.ヘンダーソン,チャールズ・L.フーパー,高橋由紀子
- 出版社/メーカー: オープンナレッジ
- 発売日: 2006/12/20
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 9回
- この商品を含むブログ (14件) を見る
読んでいて「ちょっと非人間的だなあ」と思っていて、そういえば使える!確率的思考 (ちくま新書)では確率で考えて残った人間的部分、間違ってしまう部分にすごく重きを置いていたなあと思い出していた。「正しい」選択と「祈り」「覚悟」。
で、この本の最終章に至って「ああやっぱりこういうので〆るんだ」と思ったのは「倫理」です。得になれば何をしてもいいのではなく、倫理的に正しいことが結局は得になるんだよ、と。こういう話は確率や損得の話をする時につきものなんでしょうね。