公務員に権力がなくなってきたことを考えた。情報が一般的な人の手に入るようになってきたからだろう。情報というのは権力の源である。それならば公務員の権力もなくなるなあと考えていてハタと気付いた。逆に一般的な人が情報を手に入れることができるなら、公務員が権力を持つ必要がないのだ!
例えば許認可であるとか。公務員が権力を持って対象の事物を許す許さないと言うことが求められる領域がある。規制とはそういうことだ。しかし、情報が公開されていれば公務員の権力によってではなく、それを制限することができるのだ。
例えばコンプライアンシー。法令を守らない企業は、社会的罰則を受ける。それはテレビやメディアの露出によって。そして企業はそんな損な行動はしなくなる。情報があればこそ、だ。
と、考えるならば未来は明るい。情報はどんどん公開共有されるものになってきているからだ。公務員には権力が必要なくなる。これは公務員にとっても明るい未来だ。仕事が減ります。
電子政府というのを夢想しているのですが、権力ではなく情報で物事を好ましい方向に持っていけたらいいなあ、と。お金を取ってテレビ番組を見せるのと、CMを見せてテレビ番組を提供する、みたいなものですね。そして以下その夢想している電子政府について。