最近色々な本を読むうちに、社内ブログみたいなものを導入できないかなあ、と思えてきた。対外向けというより対内向け、という方向の。
はてな」がそうなんですよね。メールだと集合の知*1が生かされないわけじゃない。共有というかね。
あと仕事してる時に、過程を残さない仕組ってのがよくない気がする。隣は何をする人ぞ、なんだよね。誰が何をやっているか、例えば極端に言うとサボってないかとか。そういうのを社内ブログは解決できると思うんだよね。
「行政は文書主義」、ってのを一歩進めて、文書で会話すればいい。独り言の連鎖。多様性と独立性。
色々思うのは、はてなの仕組を僕がうらやましいと思っているからなんですよね。でも、考えてみればはてなの仕事がうらやましいと思っているわけじゃない。仕事の仕組がうらやましいだけで、はてなに入社したいわけじゃない。それならどこにいたって同じことはできるはずなんです。
まあそれを思っても現実には厚い壁があるわけで。これはけして崩れない壁ではない。それもわかっている。が、ある時にはどれだけ動いてもまるで崩せない時がある。そういうのってモチベーションの問題。
それならばそれをここでやるべきか、って話になります。例えばあるシステムを導入してもそれに対する反発が根強い今の状況を見ていると、とってもやる気しねぇ。
あとね、集合の知に対して思うのは、他市町村との共動だよね。同じ業務があるわけだから、それに対する知識知恵を共有していきたい。今そういう仕組が全くない。現実問題としては同市町村内の別業務してるとこより、他市町村の同業務をしているところのほうが関係が強いのに。会社はムダの塊だっ!―まだまだやったもの勝ちのコスト激減策100事例って本があったけどもちろん行政もムダの塊です。ただそれを取るにはしっかりとした工夫が必要だと思うのも事実です。ビジョンが見えなければできないはず。