抽象的な言い方になるけど、発見ってすごく重要なものですね。その発見がプラスでもマイナスでも大事。事実が一つ明らかになるということは、本質に一つ近づけるということです。例えそこで少し足踏みをすることになっても。エジソンが竹に辿り着く前に繰り返した幾多の失敗は、発見の積み重ねでもあったろうと思うのです。そして竹のフィラメントもまた発見の一つであり、まだゴールではなかった。さらにその先には青色発光ダイオードがあったって良かったのだろうし、別にまだゴールはなくたっていい。
さて、発見の後は、それとは全く違うことを考えないと。エジソンが竹に目を付けたのだって違うことを考えたからでしょう。竹は扇子についていたのです。どのような発想の転換で、これを電球のフィラメントにしようと思ったのでしょうね。解決にはその類の発想の転換を必要とします。