一般的な人に、Googleというのは知れ渡っていない。確かにそうだろう、インターネットですら最近の現象で、テレビでしかそれを知らない人には、ヤフーとライブドアがせいぜい接触可能な部分だろう。Googleは素晴らしいサービスを持っており、いわゆるヘビーユーザーにはなくてはならないものだが、ライトユーザーにはヤフー以外の検索サイトの存在意義がわからないのだろう。ついでに言うと「ググる」という俗語はそれでもまだ一般化していないのでしょうね。マターリとかみたいには。
上記は何も大きな話をしようと思ってのことではないです。最近Google関係で大きなカルチャーショックをいくつか受けたので活性化*1して周りの人(親、弟、友人等)に話してみようとしたのですが、まずほとんどの人がGoogleを使用していない、もしくはGoogleの存在を認識していない。うーん・・・。
そんでいくつか思い出したりした。同期の子がゴーグルだかグーゴルだかそういう言い間違いをしていてそれこそカルチャーショックを受けた。同年代が・・・。そもそもググるが通じない人と僕は情報の共有はできないかもなあ、と気後れ(意味違うか)した。
さらには先輩が毎日使っているのがヤフーであることとか。ある事柄について検索した結果(超適当)を画面を見ながら話したらプリントアウトするよう頼まれたこと*2とか。検索リテラシーというかまさにGoogleリテラシーが足りない。
少なくとも僕が直面している世界ではびっくりするほど普及していない。電車男が万人の知るところとなっても、ですよ。ノマ猫が紅白に出たり*3、角田の口から2ちゃんねるという言葉が漏れたり、iPodが大ヒットしたり、NHKがブログを元に番組を作っちゃったりしても。
まだこの巨大な世界が、日本人の前に出現していないということに、カルチャーショックだ。Googleなしでは生きていけない人がすでにたくさんいるはずなのに。僕がまあそうなんだけど。

*1:物質の反応性が高まること。

*2:誰でもが5秒で検索できる情報で、その中から特定したものをプリントアウトするならともかく、適当に選んだものをプリントアウトするとはちょっとしたギャップだった。

*3:出た?