人が密集して住んでいたり、ある時期に急に集まったようなところだと、自分の得が他人の損だったりして、あっちで得されたからこっちは取ってやれ的な、なんとか身動きが取れるようにしよう、という満員電車内での姿勢確保みたいなとこがあるよね。それが土地の上でもそうだから、狭い中で公図はぐじゃぐじゃ曲がってるし、その曲がった公図にも現況は合ってないわけで。
対して田舎というか農村的なとこだと、自分の損は単に自分だけの損だし、家を広げたければ前後左右どちらでも広げりゃいいじゃん、ってことになって場所によっては広い車両に2人しか乗ってないとかもあるわけっす。
前者のどこに何が潜んでいるか的なとこって非常に面白い。やっぱ人間、制限があるほうがクリエイティブになるんだよ。今日行ったとこなんて公図では1.2m幅の水路があるはずだったのに、現況は30cmの水路があるのみで、公図幅を確保できなくてみんなで唸ったりしてた。いやークリエイティブだなあ。
今クリエイティブって言葉使ったけど、今の仕事は原則的にクリエイティブじゃないのでだんだんアホらしくなってきました。道路の境界とかどこでもええねん。