やっぱりね、僕のような不適応人間から言わせると、距離の取り方が問題なのよね。
始業30分前に出勤したら、同い年かつ僕より高給な後輩もちょうど出勤してて、同い年3人で回すと決めていたカウンターの雑巾掛けが僕の番だったのでトイレに行った後で雑巾を持って向かうと後輩がすでに雑巾を掛けている。
その瞬間、不適応な僕はカチンと来て切れそうになった。おい俺の仕事やってんじゃねーよ。お前は俺をスポイルしたいんだな?よっぽど同い年の奴の後輩になるのが嫌なんだな?
そこで僕は怒ろうかそれとも月日が経って沈静化するのを待つかの選択を迫られたんだけど、僕には怒る権利なさそうなんでもうめんどくせーや勝手にやれよ、となった。
勝手に自分の去年の気持ちを思い出して類推すると、明らかにあれは反抗心なのです(僕が特殊なのかもしれないけど)。マゾっ気です。そうすることによって「仕事を押し付けている先輩と、しっかりと仕事をしている自分」を作り出したいのです。
というかまあそういうことされると明日もっと早く出勤しなきゃいけなくなるわけで。だってもう1人の僕の先輩でもある同級生はすでに雑巾掛けしてたんだもの。僕だけしないってわけにはいかないよ。顔に泥塗られた。
なんていうのかなあ、同級生である部分と、先輩後輩である部分、職制の上での等級の差、これ全部違うものなわけですよ。切り離せるなら切り離して考えなければならない。
例えば一度職場を離れれば同級生とはタメ口でいいわけですよ。でも職場での僕の気持ちや仕事の教えやすさを考えれば、職場内では敬語でもいいのかもしれない。
ってのはあるけども、上記雑巾の例みたいに、敬意で僕を封じ込めたいのなら、逆にタメ口を使ってもらったほうがいいのかもしれない。先輩としての立場からは注意できないけど、同級生としての立場からなら注意できることもあるだろうし。
そういうのが難しい、っていうか僕って序列に敏感だ。体育会系のサガかしら。
というわけで整理すると、先輩の視点で気に障ったことを、同級生の立場で注意できるかっていうことだろうか。ってなんで俺がそこまでせにゃならん。困るなら勝手に困りゃいいや。でもまあ俺は嫌われるのはわかってるから、別にその役買ってやってもいいんだけど。