ううむ。
最近うちの町では、新しく設置した風力発電所の名前を募集した。子供たちの教育や興味に役立てば、という観点もあるのだろう。しかし、建設課にいる僕でさえ(関わってはないけど)、未だに風車のことがわからない。例えば教育に利用するとしたら、まだ開示されていない情報があるのではないか?
遠州地方と言えば、原発がある。風車の話をする時には、必然的に原発や火力発の話もからんでくるだろう。僕が一番知りたいのは、「結局どんぐらい発電コストが安いねん?」という話です。原発と比べて、火力と比べて。太陽光じゃダメだった理由とか。
電気それ自体にはクリーンさはないと思うんです。じゃあクリーンさはどこにあるか、っていったら発電コストですよね。原発が容認されるとしたらそこだし、逆に否定されるとしてもそこだと思うんです。そこで横一列で比べることによって、買うのか発電するのか、って話になると思う。
もっと踏み込めば、「わが国(町)のエネルギー政策」「補助金」「身の危険などの保険コスト」ってことにも興味を広げていいと思うんだけど、まずはコストでしょう。向こうが安ければ電力会社から買ったほうがいいんだし。
「名前」に拘るのってそれとまったく逆の視点の気がするんだよね。ペットや象徴か。そういう人にとっては燃費の悪いスポーツカーや、巨大サッカー場とかそういうのと風車が同列になる、ってことだよね。別にイメージ戦略でいい部分もあると思うけど、将来を考えるならこういうことを考えていってもいいのではないか。
僕の頭が悪いのだろうけど、一体この発電が高いのか安いのかわかりません。一般的に、風力発電のコストは高いもんだ、っていう認識はあるけど。
つまり、僕がいいたいのは、名前の公募もいいけど、建設費や補助金率、発電量(これに関してはHPに多少の記載はあった)、売電価格、災害リスク、減価償却期間、耐用年数などを公表して欲しいなあ、ってこと。庁内LANには多少の記載はあったけど、情報としての加工はしてなかったし。
こうなると象徴としての風車、つまりはオブジェが1つ建ったってだけで、儲かるのはデンマークのメーカーだけってことになりますね。
しかし電気ってのはよくわからない。
あと、名前を決めるについてはすごい不透明です。南セントレア市並とはいかないけども。