このままここにいると反抗期になりそう。コエンザイムQ10とか言うの投げつけたくなる。なんだ地方って。慣習って。家って。
さっき中老に入れっていう勧誘が回ってきた。中老ってのはよくわかんないんだけども、祭りの運営みたいなのをやる地区の組織らしい。冗談じゃねえ!!!俺は祭りが大嫌いなんだ!!!!嫌いなものに関わりたくねえ!!
どうでもいい地元とかどうでもいい隣人がどうなろうと地区がどうなろうと誰が何しようとどうでもいい。誰も知らねえ。少子化の影響だろ。若い奴なんて住んでねえ。こんな田舎に残るのは長男ばっかだろ。
生きてるのがバカらしい。何にも望みがない。地域に住んでたって結婚の見込みもないんじゃ家系のためになんかやるのもほんとバカげてる。地域社会に溶け込む必要があるのは子供ができるからだろうが。村八分だって火事と葬式は手伝ってくれんだろ。どーでもいいんだよんなもんは。
迷信だ、全部。今ここにいる俺も迷信だ。
この日記を読んでいる人はおわかりだと思いますが、僕には趣味がない。望みもない。つまり僕個人としては生きている意味がない。こうして中老とか消防とかに入らされることによって僕は社会的に死んでいくだけだ。もう俺は死んだものとして諦めて考えない人形になる道を歩むだけだ。
どうせ生きていても地域に貢献する人になるだけです。それか地域にたかる人になるか。僕は別にたかりたいものなんかないから意味がない。
地元になんか住むんじゃなかった。死んでも帰ってくるんじゃなかった。俺は無知だった。情けない。もうほっといてくれ俺を慣習に巻き込まないでくれ。慣習ほど嫌いなものはないんだ。どうでもいいんだ。価値は認めるけどそれは俺じゃないんだ。屈辱であり敗北であり死なんだ。生きる価値の喪失なんだ。全面降伏であり三遍回ってワンである。もうこれ以上俺の誇りをなくさせないでくれ。ああつくづく日本は社会主義だ。