ドラマのせいなのかなあ、こっぴどく叱られるシーンが浮かんで不安になる。僕がドラマに出るとしたら「舐めてんのか!それが通ると思ってんのか!」って言われるんじゃないかと。つまりもしドラマチックなシーンに遭遇したら、俺はきっと怒られてんじゃないだろうか、と。
僕最近怒られたことないんですよ。まあ誰でも当然そうかと思うけど。怒られる理由やドラマチックなシーンもないし。それ故にこそ怒られることに対して必要以上に怖くなっていく。
宿直室でボーっとしてる時に、嘘つきの反対って正直じゃねえぞ、と思ったんです。嘘も本当も言わないってのがある。そして僕はそれに一番近い気がする。
こういう僕が怒られるとしたら「嘘も本当も言わない」からであり、そのシーンはとてもシリアスであるはずだ。でもその嘘も本当も言わないことが平坦な日常の中では一番怒られない術なのではないかな。全てから逃げる方便としては最高だね。
まあそれよりも自分の中でどうやねん、と。朝の連ドラだったら誰かが怒ってくれて、「よし!そんなことで泣いてられないぞ!笑顔笑顔!」って一件落着だけど、そんなシーンがない限り「だからお前はダメなんだ」のダメの中で生きていかざるを得ない気がする。
能面だからNO MENだよ。毎日意味がありませーん。