ストライキですけど、うちの地方は雨が降っています。考えてみればストでエラい被害やどうしてくれんねんこの古田、みたいな声があるのかないのかはわかりませんが、まあ人災って考えるとしてもお互いの話であり、やったほうと追い詰めたほうの両方の話でしょう。
雨天中止時に雨このうんこ野郎!つって怒ってもしょうがないのと同様とは言いませんが、怒るなら土日の試合がないことに対してではなく、135試合という前提を壊したことに対して怒るべきです。スト決行!の瞬間に試合やってる球場で試合やめたってことはないんですからね。試合が成立してからスト決行、なわけで。そんならシーズンってものも終わってからじゃないのか、っていう怒り方はあるでしょう。
でも天災や人災に怒っても避けきれるもんじゃないような気はします。
別に僕自身には怒る理由も権利もなかった。ライトなファンですからね。
追記
プロ野球はゴシックやスキャンダルが仕事なわけで、どうあれ新聞の1面を飾れるならそれで仕事も終わりじゃないかな、という気もします。将来の遺産の先取りであったとしても、こんだけプロ野球プロ野球言われてまあ僕らも無償でこのエンターテイメント(球界再編劇)を楽しんでいるわけですから。一億総評論家で、ストはよくない、いや将来のためにもやるべきだ、なんてあなたはどこのどなた様?みたいな楽しい雰囲気を皆で作っているわけですよ。ニュースがなくなるのも困るから、ストでニュースになっているうちは野球っていうコンテンツも見せなくても大丈夫かなーと思ったりもしてしまいます。
追記2
あとストやった選手に文句言うべきなのは経営者だと思います。任命権っていうのかな、クビとかそういう権利によって雇用者は被雇用者と繋がっているわけで、じゃあ被雇用者はストとかで繋がっていると思うんですよ。客が入る入らない、視聴率がどうこうってのは経営者の話、商品としてのプレーの質の上昇が選手の話。
よくわからんのだけど、じゃあ経営者がストに対してどう出るのかってなると損害賠償とかクビとかそう出ればいいのであって、そこで経営との兼合いになるのではないかしら。
高額年俸とかファン無視とかそういうのは選手の問題のようでいて経営者の問題ではないだろうか。雇い雇われの関係から見たら。
選手が訴えることができるのも職場改善であって、その中での2リーグ制維持という話なのだろうと思う。そういう話なら、「たかが選手」とならずにすむのではないか。
そういう流れだとファンは経営者に対して文句言うことができると思う。
客⇔雇用者⇔被雇用者
まあ僕頭固いからこう考えたらいいような気がする。