仕事中に、

「ドーピング疑惑で金メダル剥奪のアヌス選手の会見の準備が整った模様です」

カシャカシャ!カシャ!

「あ、アヌス選手、肛門から金メダルを取り出しました」

「これではIOCも手が出ません」



キャスター「どこまでも汚い・・・」

というようなネタを思いつき、1人で面白くなってしまった。これ会見でほんとにやったらウケるかな?まあ引くわな。
ドーピングにまつわる話も多いんだろうと思うけど、ここまで来ると純粋にすげーなー、って話だろうと思う。肛門に他人の尿を仕込んで金メダル取るか国でボコられるか、って言われたらボコられるって選択肢も魅力的だと思うんだけどなあ。
オリンピックでもそうなんだろうけど、実際同じ競技で同じことを競ってるかに見えて、その実全然違うこと競ってたりするわけでしょう。規模の小さい大会だったら、優勝してもタイムが出なくて悔しがってる奴もいれば、決勝に残ってガッツポーズの人もいる。単なる調整で流してる人もいるし、それが3人ならんでゴールする姿ってよく考えれば奇妙だよね。
今回のドーピングにしたってそういう面があるのかもしれない。例えば今なんかサプリメントとか道具の進歩ってすごいと思うんだけど、それとドーピングの違いって選手の生命に影響を与えるか与えないかってだけだと思うんだよなあ。確かに選手の生命に影響を与えることはよくないけど、もともとマラソンとかなんて十分荒行だぜ?死んでもおかしくないっていうか、メロスは死んでるしね。
技術力の高い国は、いい水泳パンツをはいて、低い国はVパンとかで、健康にいいドーピングを編み出した国は、そうでない国よりいいタイムを出す。宗教的にノッてしまったチームが快進撃を続け、飽き性の国民性でボロが出る。
どれも同じレースや勝負の上の出来事なんですよね。
かたやアヌシュは挙動不審。室伏は地面を叩いて悔しがる。勝負がロッカールームで行われていたり、会見場で行われていたり、まあ練習場で行われてるのが一番多いんだろうけど、色んな形の勝負がある。
だいたいですよ、金メダル取るためには、他人の前で平然と尿をせにゃならんのっすよ。(拒否したらドーピング)
面白いっつうか、すごいよなあ。
追記:あと、バレるドーピングはいいドーピングじゃない。一昔前に、調子のいい時の血を採っておいて、それを試合前に入れ替える、っていうドーピングの話があったが、今回まったくそういう話聞かなくて、出てきたのが「力技」とでもいうべき尿すり替えだもんなあ。多分ドーピングは進化するから、今回もっとすごいのもあったんじゃないか。ハンガリーにそんな技術あると思えんし。根性論ドーピングか。
巧妙なバレないドーピングをできた人が栄冠を得て、稚拙なドーピングをした人が尿の早出しで地団太を踏むっていう構図なら、それこそ何を競ってるのかって話ですよね。
まあ状況証拠みたいなのも導入されれば、あんまり無茶な逆転はどちらにしろ難しくなるかな、と。シンデレラガールそれ自体が疑惑の対象になったりして。あ、現在のメダル取った人全員検査対象っての、そのままか。