「楽な仕事はない」って言いながらも「自分の仕事は楽な仕事なのに、」「その仕事ですらしんどい」ってロジックは使う必要ないんだろうなあ。
確かに勤務時間も短いし、責任もないし、規則もきつくないけど、その分自分でルール決めて守ってかなきゃならないし、職場に悪い意味で染まらないようにしなきゃいけないし、自分にできる最大限はやらなきゃいけないし、ってなったら、やっぱり「楽な仕事じゃない」って言ってもいいんだろうけどね。
そうなると今度は折り合いがつけれないのは給料の低さ。弟が手取り28万貰ってんのに、俺は15万とかで、じゃあ俺もしんどいのに何この差?ってなったら、「やっぱ新卒じゃないってのは人間じゃないのかな」とか「半人前で済むような職場で働いてる俺って何なのかな」とか、こういう疑問が解決できなくなる。
今の仕事なんかは特にそうだけど、仕事で一番時間かかってる理由って、「自分らの知識のなさ」だと思うんですよ。知らないからそれを調べるために色々な人に聞いたり、調べたり。知らないから間違った方法でやって、あとでやり直すはめになったり。知らないから手間のかかる方法でやったり。
これが知識のある、ちゃんとした人がやったら、仕事時間はかなり短縮されてしまうと思う。半分とかそれ以下になると思う。
県職員とうちの町の職員の仕事振りの差を見るにつけ、僕ら町の職員は知らないことを調べることが仕事のほとんどを占めてるんじゃないか、と思ったりする。
あのな、係長。メール送ったあとで確認の電話入れるって、僕は無駄だと思うんですよ。係長はメール使ったことないから知らないかもしれないけど、相手は仕事用のメールアドレスも持ってるんだから、メール来たのとかすぐわかるから。
そういう係長から薫陶を受ける僕は、ガチガチの前時代的人間に育つ予定です。