例えば、「公務員は給料が低い」。それならそれで考えなければならない。「公務員が給料が低い」ことを代償に得ているものはなにか?(安定した)職と時間だ。
安定している、ということは計画が立てやすい、ということだ。これはつまり借金をしないように計画を立てることができる、ということだ。(これを逆に使うと、「公務員は借金をしやすい」となる。確かにそうなのだが、それはメリットを逆に使っているのだ。)
その安定に沿って人生を計画していかなければならない。不安定に対するにはコストがかかるというのは保険という商売が成り立つことでもわかる。安定しているからこそ計画をする必要があるのだ。
公務員は副業を禁止されてもいる。だからひどいサービス残業をするのでなければ、時間があるはずだ(残業手当がつくならそれは副業と同義にすればいい)。公務員でない人はこの時間に働いてお金を稼ぐこともできる。公務員にはそれができないのなら、この時間は勉強するしかない。
果たして僕らは道半ばにして道端に放り出されたとき、自らの力で生きていけるだろうか?自給自足が求められているわけではない。逆にいかに人と協力するかによってでも生きていけるはずだ。大事なのはそういう人間になることだ。
自らの言動に気を使うこと、自らの言動を楽しむこと。そうしてこそ公務員を選んだ、ということを自らで得ることになると思う。