<地域人>とまちづくり:中沢孝夫 読了
グローバル化とローカル化が同時進行してるって感じでしょうか?まず自分自身に即して考えるなら一番身近な共同体から、ってとこですかね。最近近所付き合いしてないなあ。親父はそこらじゅう回ってるみたいだけど。
参考リンクhttp://book.asahi.com/review/index.php?info=d&no=3482
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僕の家の前はちょっとした空き地になっている。畳十畳ほどのとても狭い空き地なんだけども、昔はよくそこで近所のお兄さん達と遊んだりした。最近はこのへんの家も子供が少なくなってるしあとそこの空き地はうちの敷地なんで車が増えた関係上駐車場にしてるんだけど、そういう地域共有財産みたいなのは開放してったほうがいいんだろうなあ、って感じ。

日本の家はブロック塀を建てて家を囲んじゃうんだけど、それもどうかなあ、と。うちの近所とかはどの家もけっこう庭が広かったりするので塀がなくなると縦横無尽に遊べたりして楽しいんじゃないだろうか、とか思う。
最近は家に鍵をかけるようになったりとか戸締りが発達してるから庭ももうちょっとオープンでもいいような気がする。
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全然関係ないけど、上記のような本を読むようになったきっかけは、県庁の集団討論のお題が「規制緩和について」だったからなわけです。規制緩和にかすった内容の書いてある新書を3冊ぐらい買ってなんとなく集団討論が終わってからも読んでたら全然違う方向で面白くなってきた、みたいな感じ。

県庁の集団討論の時は「規制緩和賛成!」みたいな感じにしたけど、実際あんま諸手を挙げて賛成ってわけにはいかないなあ、というのが感想。建築の規制緩和が東京のオフィスビル建設ラッシュでミニバブルを招き、供給過剰で2003年問題発生、みたいな受け売りの知識を鵜呑みにするんだけど、規制緩和はやばいとこも多いと思う。利益集団が手を回したから規制緩和の法案が通ってるわけで、要は金のないところでは必要な規制緩和が行われるわけでもないと思うし、金で買われた規制緩和は買った人に有利な仕様になってると思う。

「思う」ばっかりだ。静岡からでは何も見えません。
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そういえば磐田駅の前に再開発ビルみたいなのができていた。磐田駅の商店街といえば地元ではゴーストタウンとして有名だったわけだが、果たしてハコモノができて次の動きはどうなるのだろう?

通学してる高校生しか通らない商店街に、仏壇屋やら時計屋やらのボケ防止のためにおじいさんおばあさんが暇つぶしに開いてるような店しかない。それと再開発ビルをどうつなげたいか、というビジョンとかはあるのだろうか?

ジュビロスタジアムまでは駅から歩いて行けないのでどうせ商店街は素通りという格好になるし、ジュビロを活かすような店も何もなかった。そういえばハコモノである再開発ビルの一番の目玉はコンビニっぽいですよ。確かに駅前にはコンビニなかったしねえ。でもなんかおかしいな、と。

ほんとなんであんなとこにJリーグを代表するチームがあるんだろう?むしろあるんだから何とかできないのかなあ。