端末まみれ

端末に囲まれている。市民課のシステムはスタンドアローンなものが多いので、それぞれに1台のパソコンが必要だったりするのだ。住民票・印鑑証明・税務証明・税金の納付書発行・住基異動・国保のために1台。インターネット・庁舎内LAN・火葬予約のために1台。戸籍のために1台。以上が市役所の投資だ。そしてそれ以外にも、住基ネットで1台。公的個人認証に1台。公的個人認証の鍵ペア認証機が1台。後期高齢者に1台。パスポートに1台。5人の係員に対して、重複も含めて16台の端末がある。一人3台以上は担当する計算だな。とにかくそれぞれのスタートアップとシャットダウンが大変です。
端末の数と同じく、運用だってそれぞれの仕事によって違うわけです。今年はパスポートの受付が9月から市役所になったわけですが、そんなんどうせえっちゅーねん。僕が担当する他の公的身分証明書には外国人登録証と住基カードがありますが、どっちも写真の基準の運用が緩いんだもん。それに比べるとパスポートは県のチェックが厳しいので写真を審査してるとヒヤヒヤする。
本人確認も申請によって色々で、住民票と戸籍はほとんど同基準にしてもらってあるけれども、外国人の記載事項証明書や印鑑登録はそれより厳しかったり、電子証明書の発行の時は免許や住基カードのコピーを必要としたり、転入転出の本人確認はなくてもできるとか、外国人が関わる戸籍届の場合にはパスポートの写しが必要だったり、税証明の場合はハンコだけでよかったり、パスポートの場合は代理人の時には本人の証明書を持ってくる必要があったりとか、あ、住基カードの申請の時は…うーん、よくわからなくなった。
溺れています。
ついでに言うとACOSでいいんでしょうか。