ラティーノ・ラティーノ!―南米取材放浪記 (幻冬舎文庫)

ラティーノ・ラティーノ!―南米取材放浪記 (幻冬舎文庫)

NHKで「ラティーノ・ノドジマン」という番組をやっていて、審査員として紹介された垣根涼介さんは日系ブラジル人をテーマにした「ワイルド・ソウル」を書いた、ということで、そのワイルド・ソウルを買おうと思ったけど、本屋になく、代わりにこの本があったので買った。
久々に小説家の書いた文章を読んだ。やっぱり読みやすい。軽い本でもあったのである程度早く読み終わりました。いろいろと都市の雑感が多かったのだけれど、もう少し深い考察も読みたかったな、と思ったけど、取材(この本は「ワイルド・ソウル」の取材のための旅行記です)で聞いたことはワイルド・ソウルに活かされているのだろうな、と。
いつか「輝ける碧き空の下で」北杜夫を読みたいな。本屋で絶版と言われたのでそれを覚えておこう。