広島からの帰りの車中で2冊。

「脳」整理法 (ちくま新書)

「脳」整理法 (ちくま新書)

言葉遣いが難解というか、例えば「クオリア」の説明がなかったような気がするな。どっかで説明したっけ?というような意味のわからない用語が頻出するので、途中で理解を欠いた。
繰り返し強調されるのは世界知と生活知と偶有性。普遍と特殊、その間の偶有。
特別な方法論というよりは、少し深いところの知恵を考えよう、という本。


「ゆる」身体・脳革命 不可能を可能に変える27の実証 (講談社+α新書)

「ゆる」身体・脳革命 不可能を可能に変える27の実証 (講談社+α新書)

なんて酷い表紙なんだ。これを持って電車で立ち読みしているのは恥ずかしかったな。でもついつい体を揺すったり緩めたりして完全にこの本の支配下。途中座れない区間があったんだけど、ゆらゆらしていたら心持疲れなかったような気がした。
ゆる体操」というものは方法ではあるものの、考え方としての「ゆる」も十分有効である。ただ緩くなるということが、実際に身体や精神に色々な効能をもたらすのだ。僕も以前から体を揺らしたり振ったりしていたのだけれど、きっと僕には効果をもたらしていたのだろうなあ、と思う。
寝る前に「寝ゆる」という寝ながらするゆる体操をしたところ、今日は階段の昇降で全く疲れなかった(様な気がする)。単純な人だ。