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まじで今日見ないでいつ相撲見るの？ってぐらいの勢いだったけど、把瑠都の43年ぶり十両全勝までには帰ってこれなかった。帰ったら十両の表彰式だった。
幕内からはすべて見た。来る人あれば去る人ありみたいな片山と潮丸を見て、北桜の負け越しお祭騒ぎを見て、高見盛4場所連続負け越しだけどとりあえず今日は勝ったからみたいな顔を見て、時津海北勝力の1勝対決*1を見て、安馬の勝ち越し技能賞（＆モンゴル力士全員勝ち越し）を見てこっからがメインですよ！ここまででも十分面白いけど！
さて、絶叫必至の一番。全ての人が注目していた、白鵬対魁皇ですよ。初優勝がかかる白鵬と引退（or進退というか）がかかる魁皇。鬼気迫る表情の魁皇とそれでも優勝はしたい白鵬。がっぷり組んだあとで魁皇得意の右上手。例え7勝7敗でも魁皇は魁皇。この形になったら誰も勝てないとばかりに寄り切った！すげぇ！魁皇勝ち越して角番脱出！もう絶対無理だと思ってた！うおー魁皇ー！！
千代大海に力なく押し出される琴欧州の足の怪我も心配ですが、それより気になるのは朝青龍と栃東の勝負の行方。勝てば優勝の朝青龍と、勝って来場所に綱取りを繋ぎたい栃東。先場所はここで勝って優勝を決めた栃東、同じ相手に2度負けられない朝青龍。こちらも絶叫必至。ガツンと当たって栃東がきっちりガード、悪い体勢にならずにこらえ、半身の朝青龍を寄り切った！キター！！栃東の綱取り留保と白鵬朝青龍の優勝決定戦！！！！！
うっわー、もうほんと望んでた通りのフルコース。仕組んでんじゃないかってぐらい。
待ってましたの優勝決定戦。先場所は涙を飲んだ白鵬、今度は栃東が勝って優勝決定戦のチャンスを貰いました。両者玉の汗。緊張感溢れる仕切り。立ってがっぷり組む。寄る、残す。うわー、すっげー熱戦だ！互角だよ！と、そこで朝青龍の投げ。一回転する白鵬。やっぱ朝青龍かー。いいもん見たわー。
今までは悪童だった朝青龍も、こうやって苦労して勝つと称えたくなります。もうね、大相撲というものに感動した。これは宗教でもいいよ。壮大な儀式。何これなんでこんなに面白いのー。
