NHKの「ウォータークライシス 水は誰のものか?」って番組を見た。民営化を云々言うなら、国民の全てが見なければならない、というか小泉さんが信を問うなら、こういう番組を見ることを推奨してからにすべき。番組の中のように、YESとNOは掲げることができるのだから。
まあ僕なんか特に関係ありますわな。道路は誰のものか、って言えばそりゃ住んでる人のもので、例えばうちの役所にも道路課と水道課はありますが、特に道路と水道でやることが違うかって言えば違わないだろうと思う。同じ意識で仕事してると思う。
それが民営化ってことになれば、違う意識で働くことになるわけだよね。水道だけは民営化が可能、ってことなら。民営化すれば、効率化を目指す反面、収益の増加も目指す。今の意識とは変わる。
さて、番組の中でのことについて。水道の民営化をした国は、軒並み水道料金値上げの憂き目に会う。さらには外資が企業を買収する。
競争がないんですよね、水道は。だから料金が下がらない。独占してるんだから。公営で水道事業を持つということは最善ではないにしろ、次善ではあると思う。
その最善かもしれないやり方として、NPOによる水道事業の可能性が最後に示されていたが、それが全ての水道事業に可能かは疑問。